クリスマス前後
12月21日は著作権法の試験でした。この日の試験をもってクリスマス休暇に突入です。クラスメートの提案で試験後はプレゼント交換会がありました。写真は試験会場。試験時間は5時間20分もあります。が、あっという間でした。
そしてクリスマス会。シークレットサンタという形式で、事前に「〇〇さんへのプレゼントを用意してください」という連絡が来て、予算内でその人向けへのプレゼントを用意するという形式です。自分のプレゼントを誰が用意してくれるかはわかりません。
試験後ということでみんなのテンションも高い中、交換会開始です。プレゼントをもらった人は中身を見て誰からのプレゼント化を推定し、サンタと思わしき人に声をかけていきます。
私が用意したのは日本酒でした。クラスに日本人が二人しかいないので難易度はかなり低め。しかし最も難易度が低かったのはセーターを用意してくれた彼のプレゼントでしょう。
ダサければダサいほどクールと言われるクリスマスセーターです。ジーンズもなんか似ているし、グッドチョイス。
みんなで記念写真を撮って、クリスマスを祝って、休み突入です。ちなみに私はイタリア人クラスメートからワインいただきました。美味しかったです。
23日に彼女がはるばる日本から来てくれました。いろいろとクリスマスマーケットに回りたいと思ていたのですが、ほとんどのクリスマスマーケットは24日の夕方には終わってしまいます。そこで、23日夜にミュンヘン、24日に三大クリスマスマーケットの一つニュルンベルク、26日にザルツブルクに行くことにしました。
こちらはミュンヘンのクリスマスマーケット。あいにくの雨でしたがライトアップされた市庁舎はキレイです。クリスマスマーケットと言えばグリューワインとマグカップ。今回はホットチョコレートを中心に飲んでました。美味しい。
甘そうなお菓子。
ホットドッグ。ケチャップとマスタードはセルフで。
日は変わって24日。ニュルンベルクまでは2時間かかること、14時には終わってしまうことから、早起きして向かいます。激混みという話を聞いていましたが、午前中かつ最終日だったためか、駅はそこまで混んでいませんでした。
中心部。テントが立ち並び、いろんなお店が出ています。
中心部はさすがにすごい人でした…。やはり屋台のヴルストが美味しい。めちゃくちゃ混んでますが、どのお店も5分も並べば買えます。
こちらは50センチのロングソーセージ。わずか5ユーロ。基本的に安いです。
クリスマスイブということもあり、観光スポットが軒並み休みだったので、マーケットを満喫した後は帰路につきました。
日は変わって25日。クリスマスは家族でのんびりする日、ということで予定は夜のクラシックコンサートだけにして、夕方までのんびりしていました。頃合いを見てレジデンツへ。
レジデンツ内のコンサートホール。めちゃくちゃ趣があって感動しました。プログラムも聞いたことあるものがそれなりにあって楽しめました。もっとクラシックに造詣が深ければミュンヘンの街ももっと楽しめるのでしょう…。
さらに日は変わって26日。ザルツブルクのクリスマスマーケットは26日の夕方までやっています。そしてこの日は冬とは思えないほどの好天でした。せっかくザルツブルクまで行くので、クリスマスマーケットに行った後は、ホーエンザルツブルク城やモーツァルトの家、ミラベル宮殿も観光します。
ザルツブルクのクリスマスマーケットはドイツのそれよりもwell-organizedでした。屋台にそれぞれ番号がついてあって探しやすかったり、通路も広かったり、観光客が楽しみやすい工夫が見られました。ただマグカップの絵柄が統一されていたのが残念。お気に入りのマグを見つけるという楽しみがない。。
こちらはお城からの景色。本当にいい天気でした。
東京まで9300キロ。ローマ、ベルリン、パリ、ニューヨークの並びで東京があることに誇らしさを感じます。北京でもイスタンブールでもなく東京。
そしてモーツァルトの生家とモーツァルトが住んでいた家に。どちらも今は博物館(記念館)になっています。ファンにとっては垂涎モノでしょうが、そんなにクラシックに詳しくない人にとっては正直ふーむ・・という感じです。
そしてミラベル宮殿へ。サウンドオブミュージックの聖地です。後ろにかすかに見えるホーエンザルツブルク城が素敵です。