スペインのサンセバスティアン&ビルバオへ①
2泊3日でスペインはバスク地方のビルバオとサンセバに行ってきました。どちらの都市も知らなかったのですが、美食の街として日本でも有名になってきているようです。日本人が沢山いました(ほかのアジア人はあまりみかけず)。石原さとみも訪れたとか。
結論として、その名にふさわしい美食街でした。3日で15件のバルをハシゴしましたが、どの店も★5をあげたいです。
今回は機内で「夏美のホタル」という小説を読みました。都会の大学生達が夏休みに写真撮影のため田舎を訪れ、そこで現地のおじいさんおばあさんと交流を温め、楽しい思い出を積み重ねつつ最後は別れを経験…みたいな悪くいえばありがちなストーリー。しかし泣けましたね。有村架純さん主演で実写化もされているようですが、映画の評判は良くない様子。小説は面白かったです。
ちょうど読み終えたところでビルバオ空港に到着。ロンドン組と空港で合流して市内へ。空港から市内はバスですが、激安。3€でした。バスク地方は総じて物価が安い。ミュンヘンと比べると、インフラや宿泊は3分の1、ご飯は2分の1くらいのイメージです。
ビルバオで有名なグッゲンハイム美術館へ。ビルバオは建築で有名な街なのですね。奇抜というかオシャレな建物が沢山ありました。バス下りて美術館へ。
入り口にでっかい犬のモニュメントが!3月上旬にもかかわらずこれだけ色とりどりの花をそろえられるなんてすごい。
美術館はモダンアートかと思いきや、マネやルノワール、ピカソなんかも豊富にあってさすがヨーロッパの美術館だなという感じでした。六本木ヒルズにあるクモのオブジェもありました。写真中央の橋の下にちょろっと写っているやつです。
この日はインターナショナルウーマンデーということで、ビルバオでも行進していました。日本だと見かけないですが、ミュンヘンでもいろいろやっていたみたいです。
さくっと美術館を見て、1軒目のバルへ。何食べても美味しい。素晴らしい。
バルを出て宿泊先のサンセバへ。券売機でバスのチケットを買おうとしたら夜22時の便まで満席との表示で焦ったものの、窓口に行くと普通に買えました。しかも券売機だと20€なのに窓口だと12€。運行会社が違ったのかな‥。1時間ちょっとで無事到着。
サンセバはスペイン北部、大西洋に面しておりフランスとの国境沿いにあります。久々の海にテンションが上がります。
フォアグラ、カキ、タラ、ハム、レバー、リゾット、エビ、、とりあえず何食べても美味しかったです。写真はTボーンステーキ。これで1キロです。
ここでロンドン組(後発)が合流。彼らは晩御飯まだだったのでまたバル街へ。スペイン人は夜ご飯のスタートが遅いのでお店も深夜まで空いているのかと思いきや、ほとんどのお店は24時ごろに閉まりました。
翌日は食べ歩きをしつつ街の散策を。お洒落な広場と集合住宅。よくみるとドアの上に番号が書いていてとてもわかりやすい。
タコウドン。メニューにもUDONって書いてました。
総勢8名の大所帯でしたが、ここで朝遅く起きた組と別行動になり、我々はケーブルカー目指して海岸線をぶらぶらと。天気はそこまで良くなかったですが、気温は20度くらいありいい散歩道でした。
途中にあった宮殿。カップルがいちゃついてました。
裏庭には桜が満開でした。こういうの見ると日本が恋しくなります。
次回へ続く。