サーカス&ネルトリンゲン
ミュンヘンではCircus KRONEが100周年ということで、記念公演を開催しています。街中に拠点があり、せっかくなのでサーカスを見に行くことにしました。平日の昼間だったのでまあまあ空いていました。チケットは25ユーロくらいでリーズナブルです。
シルクドゥソレイユは観たことありましたが、ちゃんとサーカスを見るのは初めてかもしれません。
オープニングはラクダの行進から。ちなみに会場は3000人収容できる箱ということで中々の大きさです。
次はバランスの達人。これ中々すごかったです。
そしてゾウ使い。個人的No2です。ゾウってあんなにキッチリ芸ができるんだなあ。2足歩行、お座り、片足立ちなど色々と披露してくれました。かなり運動させられているためか、動物園のゾウとは違って引き締まった感じのするゾウでした。
次はマッチョ二人組による器械体操的な。
からのマッチョ4人による鉄棒連続技。息の合った演技が素晴らしいですが、オリンピックとかで超人技を見慣れているせいか若干の物足りなさを感じてしまいました。
20分ほどの小休止を挟んで後半戦は猛獣使いから。やはりゾウよりは仕込みが難しいのか、芸としてはお座りくらいでした。ドイツでも猛獣使い=美女というステレオタイプがあるのでしょうか。
次はセグウェイの下部分みたいなのを使ったバランスショー。下の人の頭の上でくるくる回りながら足の上に載せた棒もくるくる回すという離れ業をやってのけます。これはすごい。
そしてこの日一番驚いた男女二人組による空中ブランコ。信じられないことに歯(アゴ?)の力だけで女性を支えています。写真撮り損ねましたが、クライマックスでは女性が男性を歯で支えながらものすごい勢いで回転しつつ上昇していくという度肝を抜くワザがありました。
途中ピエロたちによる小コントみたいなやつもありましたが、ドイツ語だったので全然わからなかったです。
話は変わって、別の日ですが、進撃の巨人のモデル都市と言われているネルトリンゲンに日帰りで行ってきました。ミュンヘンから2時間ほど。隕石の衝突によりできたクレーターの跡地に街ができたと言われる面白い街です。城壁で街がぐるっと囲まれています。
中央駅でコーヒーとアップルパイを食べて出発。
到着。木組みの家がかわいいですね。
街の雰囲気を楽しみつつ、町の中心広場近くにある教会を目指します。300段くらいの階段を上ることがあり、街全体を見渡せるとのこと。
予想以上に登っていくのがキツかったです。当然エレベーターなどはなく、狭い階段を延々と上り続けること10分ほど。
上からの眺め。とてもbreathtakingでした。この写真だとわかりにくいですが、城壁で囲まれた内部に建物が密集しています。
城壁も一周できます。こんな感じで街をぐるっと一周。ネルトリンゲンは小さな町なので1時間もかからないです。
せっかく久々に遠出してきたので、何か美味しいものを食べようと思い評判のレストランへ。ランチコース25ユーロ。奮発しました。
まずはスープ。ドイツとは思えないほど激アツでめっちゃ火傷しました。味はまあまあ美味しかったです。
そしてメインは子牛のステーキ。お肉自体は柔らかいのですが、どうも若干のくさみが残っている…そして謎のでかい骨に包まれた謎の食べ物(写真真ん中左)。しょっぱくて臭い。なんなんだこれは…。それと一番左のやわらかいジャガイモ。ドイツでは定番のじゃがいも料理、クヌーデル。うーん、苦手。クヌーデルどうも好きになれません。結局一番おいしいのはパンでした。
デザート。チョコレートアイスは甘すぎで、真ん中の揚げパンみたいなものの中にはどろっどろに濃厚なチョコレートがぎっしり。ほとんど食べれませんでした…。
ドイツで日本人向きのレストランを探すのは本当に難しいです。とりあえずレストランを出て街をぶらぶら。一角獣の薬局を発見。
このあと地元の酒屋さんで白ワインを買って帰宅。本当にコンパクトな街なので3時間もあれば十分ですね。結局、往復5時間近くかけて滞在3時間というドイツあるあるな小旅行でした。
なお、住んでいるアパートには3台のエレベーターがあるのですが、全てが使用できません。どうも緊急連絡用の通信線が故障したとかで修理に1週間くらいかかるとのこと。うちは6F(日本式7F)なので結構大変です。張り紙には「困っている人をみかけたら助け合いましょう。本当に困ったらここに連絡を」(意訳)と書いてました。
せっかく3台エレベータがあっても共通のボトルネックがあるんじゃ全く意味ないですね。信頼性工学の基本のキです。しかも修理に一週間ってかかりすぎだなあ