ミュンヘン日記

2018/19 MIPLC LL.M. candidate

ATP finals in O2 arena

ロンドンにATPファイナルズを観に行ってきました。ロンドン開催は今年で最後らしいです。この時期はフライトも安く往復で80ユーロほど。(ただロンドンは空港から市内への移動が高い。片道20ポンドくらいする)

ロンドン市内のカプセルホテルに3泊したのですが、安さに見合うひどいホテルでした(一泊4000円くらい)。まず地上階がクラブになっており、朝3時くらいまで大音量の音楽が流れてます。幸い耳栓を持っていたものの、ド迫力の低音で建物全体が振動しており、なかなか寝付けませんでした。

 

朝ごはんもひどいものでしたが(わずか4ポンド)、不思議と慣れたものでモリモリ食べて試合会場へ。土曜日は準決勝が行われていました。12時からダブルス、14時からシングルスの試合で、皆ダブルスも見るもんだろうと思ったら客席ガラガラでした。

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シングルスはフェデラー(38歳)vsチチパス(21歳)。残念ながらジョコビッチナダルが敗退していたので、何とかフェデラーに決勝戦に残ってほしいと思い応援していました(ビッグ3が出るか出ないかで盛り上がりが全然違うため)。しかしチチパスうまかった。ラリーになるとフェデラーのほうがポイント重ねていたような気もしましたが、サーブやリターンでさくっとチチパスがポイント取ってしまうことも多く、結局2-0でチチパス勝利。ATPファイナルズ初挑戦で決勝進出。大したものだ…。あと試合開始前に選手紹介があるのですが、チチパスの生涯獲得賞金が700万ドルくらいだったのに対し、フェデラーは1億ドル超えていました。すごい人だなほんと。

 

ちょうど2か月くらい前から会社の研究室の先輩がロンドン支店に赴任になっているとのことで、10年ぶりくらいの再会も果たせました。ロンドンはなんだかんだで知り合いが沢山いて楽しい。

 

そして決勝戦。チチパス対ティエム。第二セットはチチパスの圧勝で、これは本当に世代交代かもしれないなと思っていたところ、第三セットは本当に互角の勝負でしたがなんだかんだでチチパスが競り勝ち初優勝。いい試合でした。35歳の自分としては、下の世代から突き上げくらう年齢になったんだなと思ってなんだか感慨深いというか、寂しい気持ちになりました。フェデラーに優勝してほしかった…。

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