中国版大富豪のルール
中国人の友達から大富豪(中国版)のルールを教えてもらいました。思いのほか盛り上がり、とても面白かったのでメモ。
〇用意するもの
・トランプ2セット(ジョーカー4枚含む合計108枚)
・プレイヤー4人(6人や8人でもできそう)
〇ルール
・基本的なカードの強さは下記
2(最弱)<3<4…<Q<K<A<黒ジョーカー<赤ジョーカー
・最初のプレイヤーは、次の7パターンのうちいずれかを選んでカードを場に出す。次のプレイヤーは同じパターンかつより強いカードを出す必要がある。(シングルに対しダブルや、ダブルに対しトリプルなどはNG。日本の大富豪と同じ)
①シングル
最もシンプル。1枚だけ出す。次のプレイヤーはそのカードより強いカードを出せばよい。最強は赤のジョーカー
②ダブル
1ペア。黒ジョーカー+赤ジョーカーはペアとして認められない。
③ダブル+ダブル
2ペア。次のプレイヤーは最高値がより高いダブルを出せばよい
例:6699に対し、22JJ等でOK
④トリプル+ダブル(フルハウスみたいな)
次のプレイヤーはより強いトリプルを出せばよい
例:88866に対し、99922はOKだが77799はNG
⑤連続トリプル+トリプル(連続している必要あり)
例:222333や888999.KKKAAAなどもOK
⑥連続ダブル+ダブル+ダブル(連続している必要あり)
例:223344、667788等
⑦連続5枚(マーク関係なし)
例:23456、56789等(マークが同じである必要はない)
・ボム
ボムは①~⑦のいずれのパターンでも使うことができ、最強(日本の大富豪の革命に近い。ただし強さが逆転することはない)。ボムにも4種類あり、強さが異なる。弱いボムは強いボムで返すことができる。
①4枚同じ数字
例:4444、JJJJ等
なお、より強い数字でボム返し可能
例:4444に対し6666など
②5枚同じ数字
例:22222、JJJJJ等
例えば、仮にあるプレイヤーが3333でボムをした場合、次のプレイヤーが22222でボム返しをすることが可能。
③5枚同じマークで連続
例:23456(全部ハート)
例えば、KKKKKのボムは23456のボムで返せる。
④ジョーカー4枚
特別なボムで最強。赤ジョーカーと黒ジョーカーは普通区別されるが、この場合のみ同時に出すことができる。
〇ゲームの進め方(4人の場合)
・このゲームはチーム戦。まずは2×2のチームを作り、たすきがけで着席
・勝利チームのみポイントを獲得できる。1着―2着の時3ポイント、1着ー3着の時2ポイント、1着ー4着の時1ポイント。
・若干複雑だが、最初のラウンドでは特別に「2」が(JOKERを除き)最強となる。
最初のラウンド:3<4<・・<K<A<2<JOKER
・仮に勝者チームが3ポイント得た場合、次のラウンドでは特別に「5」が最強となる。
次のラウンド:2<3<4<6…<A<5<JOKER
(その場合でも23456のように連続で5を使った場合は通常通りの強さに戻る。すなわち34567のほうが強い)
・仮にあるチーム(Aチーム)が3ポイント得て「5」が最強になったラウンドで、別のチーム(Bチーム)が2ポイント得た場合、次のラウンドは引き続き「5」が最強のまま(次のラウンドでBチームがさらに2ポイント得た場合、その次のラウンドでは「6」が最強となる。すなわち、AorBチームのうち合計得点が多いチームの最強カードがそのラウンドの最強カードとなる)
・先に合計12ポイント獲得し、「A」にたどり着いたチームの勝利。
・さらに複雑だが、最強カードのハートはジョーカー以外のワイルドカードになる。例えば5が最強のラウンドでは、5のハートをワイルドカードとして利用可能。
例:44445(ハート)で5枚ボムとして使えたり、7895(10の代わり)Jで5枚連続として使える。
以上です。
ボムがぼんぼん出て面白いのと、タッグマッチゆえの戦略の幅の広がりが非常にゲームの幅を広げてくれます。是非お試しください。