ピザを焼く
家には電子レンジが無いのですが、でっかい備え付けのオーブンがあります。オーブンなんて使ったことないし、スイッチもたくさんついていて意味不明なので敬遠してましたが、「ドイツの冷凍ピザは美味しい」という情報を得て、トライしてみました。
結果、大成功。めっちゃくちゃ美味しかったです。信じられない。これでたった2ユーロです。大火力オーブンの力を知りました。
ダッハウ強制収容所跡地
ミュンヘン中央駅から20分程度で行ける、ダッハウ強制収容所跡地に行ってきました。
入り口の写真。「Arbeit macht Frei」は訳すと「労働が自由をもたらす」という意味です。のっけから重々しいです。
当時は30以上バラック棟があったそうですが、現在は2棟のみが復元されています。ベッドは決して大きくないですが、収容人数が最大だったときは数人で1ベッドをシェアせざるを得なかったようです。
収容されていた人たちがわずかな自由時間に楽しんだチェス。木彫りで手作りらしいです。木材へのアクセスも限られており、場合によってはパンを使って駒を作ったとか。
最初に連れてこられる部屋
バラック跡地。かなり広いです。
眼を背けたくなるような写真もたくさん展示されており、ミュージアムを一通り回るだけで結構精神的に消耗します。ほんの70年くらい前に、実際ここでこんなことがあったんだ…と思うと、何とも言えない思いでいっぱいになります。
入場料は無料で、1時間に1回くらいドキュメンタリーフィルム(ドイツ語・英語)も上映されています(20分強)。ミュンヘンからのアクセスも良いので、一度は訪れる価値のある場所だと思います。
最近のこと
〇暑い
ドイツも異常気象らしいです。32~33度くらいまであがっているようで、日中外にいるとクラクラするレベルです。日本なら日没後に夕涼みとしゃれこめますが、こちらは夜9時過ぎまで明るいのでそういうわけにもいかず。また、クーラーがないので寝苦しく、やむなく扇風機を買いました。暑い空気をかき混ぜるだけですが、無いよりはずっとましです。
〇プリンター
結局買いました。ミュンヘン東駅近くのネットカフェで印刷できましたが、毎回そこまで行くのが面倒なのと、なんとなく東駅のネットカフェの雰囲気が若干怖く。。Sonderangebot(特価品:かなり初期に覚えた単語の一つ)で50ユーロ。スマホからの印刷も可能で、設定も簡単でした。もっと早く買っておけばよかった。
〇ビール
ビアガーデンで飲むドイツのビールが半端なく美味しいです。日本でもドイツビール飲めますが、こっちの方が美味しいです。たぶん同じものだと思うのですが、、不思議です。
〇Stammtisch
Meetupで知り合った方から、日本人とドイツ人の弁護士の集まりがあるからおいでよと誘っていただきました。参加者のうち半数くらいが知財専門だったのでとても有意義なネットワーキングになりました。しかも参加者の一人が同じアパートの住人で日本語もしゃべれる人でした。心強いです。誰も知っている人いないし、正直行くか迷いましたが、思い切って行ってみて良かったです。
黙酔会
サッカーど素人ですが、バイエルンミュンヘンの試合を観戦したいと思い、チケットを買いました。
e-チケット印刷のため、プリントサービスのお店に行ったら、「USBメモリのデータなら印刷できるけど、ネットプリントには対応していない」とのこと。うちのノートパソコンUSBポートないんだよなあと思っていると、「近所のネットカフェなら印刷できるよ!」と店員さんが教えてくれました。
無事ネットカフェにたどり着いたものの、
①パソコンのログイン方法がわからない
②キーボードがドイツ語仕様で、「@」が入力できない
③ネカフェのPCでgoogleのメインアカウントにログインするのは怖いので、サブアカウントで入ろうしたら二段階認証を求められたものの、全部ドイツ語でどう突破したらいいかわからない
など、ごちゃごちゃやっているうちに結局30分くらいかかってしまい、1枚印刷するのに1.3ユーロもかかってしまいました。
受付で「パソコン使いたいんだけど」と言うと「〇番ね」と言われ、その番号の席に行くとパソコンのロックが解除されており使えるという感じ。右上に利用時間と料金が表示されてて、0.5ユーロからのスタートでした。10分ごとに0.5€くらいかなたぶん…。プリントアウトは1枚0.3€。
夜はミュンヘン在住&駐在の人たちの集まりに顔を出してきました。ミュンヘンに来て初めてまともな日本料理を食べました。米よりパン派なので、こっちの食生活にも不満無いですが、やはり日本食美味しかったです。
解散が24時半くらいだったのですが、こっちは本当に治安がよくて、夜中に一人で歩いていても全く危険を感じないです。もちろん用心するに越したことはないですが。聞いた話だと落とした財布も出てくることがあるとか。日本みたいです。
job interview
今日はミュンヘンのとある知財専門のローファームでjob interviewでした。結果、9月はその事務所でインターンとしてお世話になることになりました。
今月は語学学校に通い、ドイツ語の基本単語と一通りの文法を学ぶとともに、多様なバックグラウンドのクラスメートと過ごす貴重な経験ができました。
10月以降のLL.Mでもきっと色んな人たちと知り合えると思うのですが、学校という場では「ドイツ人とどっぷり付き合う」ことは難しいなあと思い、せっかくドイツにいるのだからドイツの会社で働いてみようということでapplyしたものです。
ドイツ語もドイツの知財制度もほぼわからないので、ちゃんと貢献できるか正直自信はないですが、やるからには何らか成果を出すことを意識して取り組みます。
ドイツ人は几帳面で自己主張が激しく、そして家族と日曜日を大事にすると聞いています。学校とはまた違った経験ができるといいなあ。