ヒトラーの山荘 ベルヒテスガーデン
徐々に日が短くなり秋を感じることが増えてきました。ミュンヘンの冬は厳しいとみんなが言うので、とにかく天気のいい夏のうちに色々したいと思い、8月最後にベルヒテスガーデンに行ってきました。
ミュンヘンから片道2時間くらいでいける、オーストリアとの国境近くの街です。アルプスのふもとにあるのですが、山の上にはヒトラーの別荘があり、金ピカのエレベータで下から山頂まであがれるとのこと。また、ドイツで一番の透明度を誇るケーニヒス湖や岩塩坑も有名です。できれば全部回りたいなと思って早起きして出発です。
ベルヒテスガーデンの駅です。ここからバスに乗って10分くらい。そこからさらにバスを乗り継いで向かいます。
バスが1時間に1本しかなく、3ヵ所回るのは厳しそうな感じだったので、ケーニヒス湖はまた来ることにして、山荘(ケールシュタインハウス)と岩塩坑に行くことにしました。バス停には中国語表記がありましたが日本語はありません。
上の方にケールシュタインハウスが見えます。
行きはエレベータで、帰りは歩きで向かうことにしました。洞窟を歩いてエレベータの入り口に向かいます。エレベータ内部は撮影禁止のため、入り口だけ。中身は確かに金ぴかではありましたが、日本橋高島屋のエレベータの方が感動できます。
到着です。山荘内部はレストランとちょっとした博物館になっています。頂上はハイキングコースになっているいます。写真は、山荘から少し歩いたところから山荘を撮ったものです。
せっかくなので1時間くらいハイキングしました。かなりゴツゴツした岩場が続き歩きにくいです。
色んな景勝地をめぐりましたが、どこにいっても石が積まれてます。しかもなかなか上手。
帰りのバスの時間までちょっとあったので山荘の内部も少し見てみました。同じ景色をかつてドイツの高官たちも見ていたのでしょう。
さて、いったん駅に戻り、別のバスにのって岩塩坑に向かいます。
現在でも塩の採掘がされているそうです。内部の写真が全然取れなかったのですが、トロッコ、滑り台、地底湖と見どころがありました。特に地底湖の透明度はすごくて、最初そこに湖があることに気づきませんでした。天井の岩が水面に完璧に反映されていて、すごく不思議で神秘的でした。
こんな感じのトロッコに乗って地底を移動します。ちょっとディズニーのアトラクションぽい感じ。
洞窟内の滑り台が怖すぎです。