イタリア・スイス旅行記③ Tirano~Chur編
【4日目】
この日はミラノからイタリア北部の町ティラーノを経由し、ベルニナ急行に乗ってChurの街を目指します。前日の運休を思い出し、ミラノを朝8時ごろに出発しました。
まるで日本の田舎の駅のようですが、イタリアです。思い返すとティラノとツェルマットは日本人が多かったです。ティラノでお昼ご飯を食べ(やはりおいしい!)、ベルニナ急行に乗り込みます。なお、この帽子はラ・スペティアで8ユーロで買った紙製のものですが、旅中活躍してくれました。麦わら帽子を持ってくればよかった。
今回の旅は絶景収集がテーマだったので、スイスの二大景観列車、ベルニナ急行と氷河特急に両方乗りたかったのです。色々なルートがありますが、ベルニナ急行(ティラーノ~クール)、氷河特急(クール~ツェルマット)にしました。クールまでは4時間くらいの旅で、車窓からスイスっぽい風景が延々と流れます。
景色を楽しみつつ、うとうとしたりしていたらあっという間にクールに到着です。クールの旧市街をぶらぶらしながら宿に向かいます。途中、広場にでかいチェス盤(?)が。誰でもプレイできそうでした。
宿に到着。今日は7人部屋のドミトリーです。なぜか奥だけ二段ベッドじゃない!と思って急いで確保したのですが、結局この日は他に誰も来ず、貸し切りでした…。クールはサンモリッツやツェルマットに比べると利用者の少ない街ではありますが、8月にこれでこの宿は大丈夫だろうか。一泊4000円ちょっとくらいです。
夜ご飯は近所のレストランでアンチョビピザを食べました。ビールがすっごい酸っぱくてまずかったです。瓶を開栓して注いでくれたので、たぶんそういう味なんだと思いますが。ピザ3000円、ビール600円くらいです。さすがスイス、やっぱりイタリアに比べると高い。
夜9時過ぎに宿に戻り、スマホ充電して寝るかと思ったところ、プラグがささらない。どうやらドイツとスイスはプラグの形状が違うようです。同じ丸ピン×2なのですが、ドイツの方が少し太くて、プラグに入らない!無理やり押し込むと一瞬充電が開始されましたが、色々壊してしまいそうなのであきらめて寝ました。
翌日、朝一で電気屋へ。無事にプラグを買えましたが、USBとコンセントの変換プラグが2700円くらい。高すぎる。秋葉原だったら100円だ。
とりあえず欲しいものが手に入ったので、氷河特急の発車時刻まで街をぶらぶらします。とりあえず甘いパンとカプチーノで朝ごはん。
クールの街には噴水が沢山あります。たぶん飲める水だと思います。
街のシンボルとなっている大聖堂の裏手から丘を登っていくと、すごく景色が良かったです。
まさにスイス!!絶景です。
クールの街、予定外の出費はありましたが良かったです。これから氷河特急に乗ってツェルマットに向かいます。
イタリア・スイス旅行記②
【3日目】
今日は日帰りでコモ湖観光。コモ湖はミラノから片道1時間弱、5ユーロ程度で行けるイタリアで2番目に大きな湖です。それにしてもイタリアで飲むカプチーノは安くておいしい。カフェで1.5ユーロくらい。ドイツだと4ユーロくらいします。しかも味も劣る。
ところで、この日は乗る予定だった電車が急きょ運休になってしまいました。きっとイタリアではよくあることなんでしょう。1時間に1本くらいあるので、特に支障ありませんでしたが、ちょっと焦りました。
コモ湖畔の眺め。良い感じに観光地化されており、色々と便利です。
コモ湖観光後、ミラノに戻りドゥオモへ。さすがミラノのシンボル。存在感があります。完成まで500年かかったとか。上まで登りましたが、正直上からの眺めは微妙でした…。遠目に見える高層ビル群は新宿のようです。
この日はドゥオモ観光して終了。ミラノに来るのは15年ぶりですが、なんとなく覚えている光景もあって懐かしかったです。ヴィットーリオエマヌエーレ2世アーケードのマクドナルドの位置が変わったような気がしました。翌日はスイスに向けて出発します。
イタリア・スイス旅行記①
この一週間、イタリア・スイスを旅してきました。
無事に戻ってきましたので、旅行記を書いていきます!
【1日目】
朝6時20分の飛行機でミュンヘン→ミラノへ。
どのくらい前に空港につけばいいのかわからず、とりあえず安全策で4時過ぎ空港着を目指して2時半起き。なお、後で知ったことですがEU域内の場合は1時間前に空港着で十分すぎるくらいらしい。
ミラノ・ベルガモ空港からバスでミラノ中央駅へ。ミラノ中央駅からラ・スペツィア行きの電車に乗り込み、世界遺産の街チンクエ・テッレを目指します。
途中、Genovaで乗継ぎ待ちが1時間ほどあり、ランチを取ることにしました。Genova付近の美味しいパスタ屋さんでも探すかと思っていたところ、noodle barを発見。ついつい入ってしまいました。ミュンヘンでは全然見かけないのです。なお、味は中の下。日本だったら3週間でつぶれるレベル。
ラ・スペツィア到着後は宿に荷物をあずけてチンクエ・テッレを目指します。チンクエ・テッレは「5つの村」という意味で、実際海外線沿いの5つの村とその周辺あわせて世界遺産に登録されています。ラ・スペツィアはその観光拠点となる場所です。写真は、一つ目の村「モンテロッソ・アル・マーレ」。人が多すぎるし、暑すぎるし、相当ばてました。
とりあえずアイスを食べて次の村ヴェルナッツァへ。海と町がきれいです。ただ、期待していたほどではないような・・
ガイドブックに載っているような絶景を求めて、3つ目の村コルニリアへ。300段以上の石段を登ったところにview spotがあるようなのですが、そこまでの気力がなくバスで。遠目にきれいな街が見えます。おそらく、メインの街なのでしょう。
夕陽になり、タイムアップ。4つ目以降は次の日に持ち越しです。ちなみに夜ご飯はレストランでシーフートスパゲッティを食べたところ、めちゃくちゃ美味しかったです。ドイツももっと頑張ってよ。
【2日目】
さて、チンクエ・テッレ観光の続きです。4つ目の街、マナローラへ。写真ではうまく伝わらないですが、すっごい素敵でした。カラフルな街並みと夏の日差し、きれいな海が見事に調和していて、平和な田舎といいますか。これがイメージしていたチンクエ・テッレだ!
4つ目の街マナローラがとても素敵だったので、うろうろしているうちにタイムアップとなり、5つ目の街リオ・マッジョーレは結局いきませんでした。ミラノ到着後は、ホテルに荷物を置いて晩御飯に。運河沿いのレストランでリゾットを食べました。日本のレストランにそん色ないレベルで美味しい!ドイツにもこういうレストランが沢山あればなあ。。
お盆休み
この一週間、東京から彼女が遊びに来てくれてました。月曜日はキームゼーにあるヘレンキームゼー城に行ってきました。
キームゼーはミュンヘンとザルツブルグの間くらいにあり、ミュンヘンから1時間くらいで行けます。駅に着いたら、船の発着場所へ向かい、湖の上の離れ小島にあるヘレンキームゼー城に向かいます。
ヘレンキームゼー城の外観。ルートヴィヒ2世が建てたお城としては、ノイシュヴァンシュタイン城とリンダ―ホーフ城が有名ですが、ヘレンキームゼー城もとても立派です。とにかくお金がかかっており、ほとんど未完成にもかかわらず、その建築費用はノイシュヴァン+リンダーホーフを上回るとのこと。
城の中はガイドツアーでないと見学できず、また写真撮影NGです。英語のガイドツアーを予約しましたが、事前に説明内容を記した日本語の紙をもらえます。所要30分程度。
城内見学の後は、船着き場の近くまで馬車で戻ります。
船着き場近くのカフェでランチ。とにかくポテトが大量。そして味付けは基本酸っぱい。正直日本人にはあまりあわないと思います。ビール美味しいけど。
楽しい一週間でした。
とにかく無事に来てもらえて、無事に帰せてよかったです。
絶景収集①
絶景を求めて1泊の小旅行。
山小屋に到着。
牛、ロバ、ヤギ、鶏、フィレット?など動物が沢山いました。
夕焼けが凄いきれい。1泊2食付きで48ユーロという破格の値段。
そして部屋が凄い。雑魚寝も雑魚寝。
宿で仲良くなったみんなとハイキング
天気も良くて絶景でした。
ふもとの町へ。
久しぶりのお魚料理。味はまあまあ。
Bayern Munich vs Manchester United
バイエルンミュンヘンとマンUの親善試合を観にアリアンツアレーナに行ってきました。チケットはViagogoで買いました。カテゴリー3(5段階のうち真ん中)で、定価30ユーロのところ35ユーロ(+手数料とかで結局50ユーロ弱)。
アリアンツアレーナはミュンヘン中央駅から20分ちょっとで到着します。私はマリエンプラッツ駅から乗りましたが、すでにFCバイエルンのユニフォームを着た人が大量にホームにいました。そして、電光掲示板にもサッカーボールが。わかりやすいです。
駅に到着。駅からは15分ほど歩きます。
途中でファングッズ買いました。
入場の際にボディチェックがありますが、めちゃザルです…。
凄い人で、なんだかんだでスタジアムに入るまで20分くらいかかりました。そして試合開始。
あっという間に終了。1-0でFCバイエルンの勝利でした。1点はコーナーキックからのヘディング。終始FCバイエルンが圧倒していました。ボール支配率70%は優に超えていたと思います。後半終了間際にダイレクトボレーでのゴールがあって超盛り上がりましたがオフサイドの判定。でもそのシーンが一番見ごたえありました。
試合終了は22時20分くらい。さすがに暗くなっていて家路を急ぎます。夜のアリアンツアレーナがきれいです。
23時過ぎに家に到着。
もっと熱狂的なファンがいっぱいいるのかと思いましたが、思ってたよりずっとみんな落ち着いて観戦してました。特に怖い思いをすることもなく、やっぱりミュンヘンは本当に治安がいいです。