ベルリンの壁崩壊30周年記念 光の祭典
先週末、友達とベルリンに行ってきました。ベトナム人の友達がベルリンで一番authenticなベトナム料理を食べれる店を探してくれて、まずはそこでランチをすることに。確かに美味しかったです。ミュンヘンの家の近所のベトナム料理レストランとは全然違うぞ…。
この後宿にチェックインして、街をぶらぶら散策しました。国会や政府の建物。日本の国会議事堂や法務省の建物も大変瀟洒だと思いますが、こちらもなかなか立派です。
このあと美術館島のベルリン大聖堂へ。光の祭典が始まるまでちょっと時間があったので近くの日本料理屋で豚丼を食べました。日本でよく見かける店員さんを呼ぶためのボタンがテーブルに置いてあり、クラスメートたちに「これ本当に便利なんだぜ」と得意げに話して4回くらい使いましたが、一度も来てくれませんでしたね。何のために置いてるんだか。。
晩御飯を食べた後アンペルマンショップでお土産買ったりしていたら暗くなり、フェスティバルの時間になりました。まずは大聖堂へ。プロジェクションマッピングもさることながら、音楽が素敵でした。ビートルズとかstand by meとかが流れてました。
この後、ブランデンブルク門へ。途中フンボルト大学のロースクールがあり、そこでもプロジェクションマッピングしてました。
ブランデンブルク門の周辺は人だかりでしたが、こちらも壮大でとても良かったです。なんか右の方に中国のなんかの抗議のなんかがうつってます。中国人の友達が詳しく教えてくれたのですが、ここで書くの憚られるので割愛します。。
この日は結局20km弱あるいてヘトヘトになりました。ベトナム人クラスメートが「ベルリンはナイトライフが充実してるんだ!まだまだ遊ぼうぜ!」と言って街に消えていきましたが他のみんなは宿に戻り爆睡。
翌日はイーストサイドギャラリーとスパイミュージアムに行きました。イーストサイドギャラリーは前回訪れていたので大きな感動はありませんでしたが、スパイミュージアムは中々興奮しました。
エニグマの実機や実際に使われていたという暗号・スパイ器具の数々。
それからレーザービームを避けてゴールを目指すスパイアクションごっこが楽しめるアトラクション。初級はクリアしました。中級になるとレーザーが動いていてかなり難しいです。
最後にカレーソーセージを食べてミュンヘンへ。良い旅でした。
ミュンヘンマラソン
10月2週目の日曜日に、ミュンヘンマラソン大会に参加しました。ハーフマラソンですが、人生初のハーフマラソン体験です。
2か月くらい前から週に1~2度のペースで、6~8キロくらい走りました。イザール川沿いを走っていたのですが、本当に気持ちいい。10キロ走れたら本番は大丈夫というネットの情報を信じて、1度だけ10キロ走って本番に臨みました。
当日は最高気温24度という晴天で、マラソンには暑すぎるくらいのいい天気でした。結局、ルート上は日陰の部分も多くて熱中症にはならずに済みました。
当日はイングリッシャーガルテンから出発です。
道中の写真はありませんが、15キロ過ぎたあたりからキツかったです。最後の給水ポイントはノンアルコールビールでした。どうにか走り切ってゴール。達成感ありました。
ルートは、Englisher Garten →Ostbahnhof →Marienplatz →Odeonsplatz →Olympic parkという感じで、ミュンヘン市内の名所を駆け抜ける感じです。どの場所にも沢山の思い出があって、たった1年ちょっとですが本当にミュンヘンに来てよかったななんて思いながら走っていました。ゴールしてからもノンアルコールビールがふるまわれていましたが自分は飲めませんでした。水とプロテインとバナナとチョコバーを食べてました。
ゴールのオリンピック公園。丘の上からめちゃくちゃきれいな夕陽が拝めるので、人が沢山登ってます。
このあと一緒に参加した知人と合流してビアガーデンへ。さすがにビール飲むと倒れてしまいそうだったのでラドラーにしました。
疲れましたが本当に楽しかったのでまた参加したいです。春にあるウィーンかルクセンブルクのハーフマラソンに出たい。今回のタイムは2時間27分(制限時間は3時間。なお新宿シティハーフマラソンの制限時間は2時間半)としょぼしょぼなので、2時間15分・・・いつかは2時間を目指したいです。
オクトーバーフェスト 2019
今年もオクトーバーフェストの時期がやってきました。
まずはミュンヘン日本人会の集まりでホーフブロイハウスのテントへ。さすが歴史ある(?)日本人会。30人分の予約席をおさえてくれてます。(といってもすぐに埋まってしまうらしく、日本人会から案内が来たらすぐ返信しないといけない)
予約咳なのでバウチャーがあります。ビール2杯分と、チキン半羽分、あとは7.5ユーロ分のミールクーポン。それにチップを現金で払います。なんか1杯あたり1.8ユーロ以上のチップを要求されたみたいな話がありましたが、たぶん適当で大丈夫だと思います。
ホーフブロイのテントは立ち飲み席があります。
オクトーバーフェスト好例の一気飲み。てっきり風物詩として受け入れられているのかと思いきや、屈強なセキュリティスタッフが飛んできて、椅子の上から引きずり降ろされテント外に連れていかれている人も見ました。スタッフが来る前に飲み切ればいい(というか手出しできない)っぽいです。なので1リットルまるまる飲み切るのは至難の業。たしかに半分くらい飲んでから一気してる人が多かった。
メニュー表。ビール1杯(1リットル)で11.6ユーロくらい。ビールかラドラーかアルコールフリーを選べますが、大きさは1リットルジョッキのみ。しかし実際運ばれてきたビールには800ミリくらいしか入っていないような…。(ただドイツ人曰く、抜き打ちの検査とかがあるようで、基本しっかりしているそうです。日本はビール頼んでも店によってグラスの大きさが全然違うから運ばれてくるまで割高か割安かわからないですよね。その点ヨーロッパなら330ミリとか500ミリとかちゃんとメニューに書いてあるのでわかりやすくて良いです。)
また別の日。クラスメート達とレーベンブロイへ。クラスメートが2月だか5月だかに予約しておいてくれました。
この日は12時集合で結局20時過ぎまで飲んでました。3杯くらい飲み終わったところで若干記憶が怪しく…。ただ無事に帰りつきました。
カメラマンが写真を1枚9€で販売していました。酔っぱらって財布のひもが緩くなっていたため、買った上にお釣りの1ユーロをチップで上げました。
同僚とも朝から行きました。イタリア人の週の日曜日だったのですが、朝8時50分くらいに会場について入場列に並んでおけばすんなりとテント席を確保できました。感覚的に10時過ぎくらいまでなら大丈夫そうでした。(ただ10人くらいのグループで1テーブル必要なら早めに行くに越したことはないです)
オクトーバーフェストは楽しいのですが、お酒飲みすぎて次の日二日酔いになるし、うるさいから声は枯れるし、やたらお金かかるし(50~100ユーロくらい)、席の確保も難しいし、本当に、なんというか、お祭りですね。
ミュンヘン生活お役立ち 薄切り肉の買い方
ミュンヘン生活で最も困ることの一つがこま切れ肉が手に入らないこと。肉じゃが、しゃぶしゃぶ、カレーなど典型的な和食には必須ともいえる細切れは普通のスーパーでもお肉屋さんでも売っていません。
最近、ベテラン日本人主婦の方と仲良くなり、ついに薄切り肉の買い方をマスターしたので共有します。
私が買いに行ったのは、ヴィクトリアンマルクトにあるこのお肉屋さん。
店内に入ると結構人が並んでいます。2列になっているときは向かって左側に並びましょう(何を買うかによって並ぶ列が違うらしい)。そして自分の番になったら、カタコトでいいので下記を伝えると薄切り肉を作ってくれます。日本人の注文に慣れているらしくスムーズ。
Schweinefleisch XXX(お肉の部位) Dünnen scheiben schneiden bitte
卒業旅行 ウィーン
どうにか朝起きて、ウィーンの街へ。まずはシェーンブルン宮殿へ。偶然にも前日佳子様がご訪問されていたらしい。中は豪華絢爛で素敵ではあるのですが、正直宮殿も見飽きたな…。
こちらは庭園。丘の上のモニュメントと庭園の幾何学的な花壇がとてもよいコントラスト。
庭園には動物園も併設されており、パンダがいるようでした。
庭園を抜けて中心部へ。馬車があたりまえのように車道を行き交っています。あとで気づいたんですが、ノイシュヴァン周辺などと違って馬のおとしものが全然見当たらない。(後で調べたら馬車には清掃用具が備えられていてその都度道路をきれいにしてるみたいです)
お昼ご飯を食べにカフェセントラルというレストランへ。有名なとこらしく結構並んでました。
食べたもの、味はまあ普通。
次にシシィ博物館へ。シシィとルートヴィヒ2世の繋がりなどを知っておどろき。バイエルンーオーストリア地域の歴史が徐々に自分の頭の中で整理されてきた。
博物館を出てカフェに行ったり公園をぶらぶらしたりしてから有名なオーストリア国立図書館へ。
図書館は想像を超えて美しかったです。ここは必見。
図書館を出て美術史美術館へ。ホールやカフェが美しかった。
晩御飯はドナウ川沿いのレストランへ。ちょっと寒かった。
晩御飯食べて夜の街をぶらぶら。
Viennaの街は思っていたよりずっとコンパクトで、一日でかなり観光名所回れました(後でチェックしたら20キロ歩いてましたが、どの通りも本当に美しくてそんなに疲れなかった)
翌日はヴェルヴェデーレ宮殿へ。クリムトの絵で有名です。チケットに印刷されている有名らしき絵は東京のメトロポリタン美術館に貸し出し中でした。
ヴェルヴェデーレの庭園の様子。
この日は17時半くらいのICEでミュンヘンに戻る予定で、まだだいぶ時間があったのでベトナム料理を食べた後、マーケットをぶらぶら。気づいたら結構ギリギリの時間になっており、急いで中央駅へ向かいます。
ここでトラブル。ウィーンの地元のナビアプリに従っていたら全く違う場所に連れていかれてしまいました。皆でおかしい、これ間違ってるんじゃないかと途中話してたんですが、結局ナビを信じて撃沈。電車に乗り遅れました。安いチケットを買っていたので変更は不可っぽかったのですが、調べたら次の電車のチケットは100ユーロだったので(自分たちが乗るはずだった電車は50ユーロくらいだった)、とりあえず後の電車に乗って検札係に事情を話すことに。結局、追加料金なしで乗れました。
ザルツブルク近くまで戻ったとき、私服警官が来てパスポートを求められました。やけに厳重に確認するなーと思っていたら、自分たちの次にチェックされた人が突然目の前で手錠をかけられ逮捕されました。あとでドイツ語のわかる友人に聞いたら、コカイン3キロの密輸の現行犯逮捕だったそうです…。
卒業旅行 オーストリアへ
無事に修士論文を提出し終え、クラスメートと4日間の卒業旅行に行ってきました。行先はザルツブルクとオーストリア。まずは電車でザルツブルクへ。道中、中国人の友人からもらった謎のおつまみを食べました。イカかな?と思ったら牛?の内臓らしい。美味しかった。
自分ともう一人は2度目だし、他の人もモーツァルトの家とかはそんな興味ないということで、モントゼーへ。サウンドオブミュージックのロケ地として有名な湖畔の景勝地らしいです。
ここでソーセージを食べたりビールを飲んだりして、有名らしい教会をちらっと覗いて街へ戻り、ホーエンザルツブルク城へ。
以前はクリスマスマーケットの時期に来たのですが、夏もいいですね。天気はまずまずでしたが、やはり城からの眺めは素晴らしい。
お城をあとにして宿へ。晩御飯何食べようか、という話になり、せっかくだから地元のオーストリア料理か?とも思いましたが、ザルツブルクって要はバイエルンだし、つまりミュンヘンと同じ(とは言わなくてもかなり近い)なので、中華を食べに行くことにしました。
ホテルの近くに評判のいいお店を見つけたのですが、団体客専用のレストランだということで断られ(そんなのあるんだ…)、別の台湾レストランにしました。こちらも最初は断られそうな雰囲気だったのですが、一緒に行った友人のうち3人が中国語を喋れたため、うまく交渉してくれてご飯にありつけました。めっっっっちゃ美味しかったです。これだけ食べて一人10ユーロ。激安。中国版食べログみたいなのに星5つつけるねーみたいな話を店主にしたところ、赤ワインまでサービスしてくれました。
この日はさくっと就寝し、翌日はハルシュタットへ。途中、ice caveと5fingersに寄るべく、オーバートラウンへ。どっちも去年の夏行ったことがありましたが楽しめました。下記はファイブフィンガーズ展望台からの様子。すごい寒かったです。
雲の上のビアガーデン。
山を下りてハルシュタットへ。
普段小物ってほとんど買わないんですが、なぜか異常に気に入って購入した子豚の置物。
ハルシュタットって1時間あれば回れちゃう小さな街なので、さくっと観光してちょっとビール飲んでウィーンへ。ウィーンに到着したのは23時くらい。夜ご飯を食べてなかったのでケバブ食べながら宿を目指します。宿が結構遠かった。
宿に到着後、中国版大富豪で盛り上がり、結局2時半か3時くらいまで遊んでました。さすが4000年の歴史。奥深いゲームでした。日本でも広めていきたい。
シュリールー湖からテーゲルン湖へハイキング
秋晴れの日が続いていた9月15日、夏の終わりを感じる季節に焦りつつ、前々から行ってみたかったハイキングルートを試してみることにしました。
ミュンヘンから電車で1時間。シュリールー湖から約3時間かけて西のテーゲルン湖を目指すというもの。テーゲルン湖はテゲルンゼー会合で有名なあのテゲルンゼーです。この日も天気が良くて歩くのが気持ちいい。
途中小さな湖がありました。このときはまだグーグル先生も順調に機能しており、楽しくハイクしていたのですが…。
途中、道が二股に別れ、グーグルマップはそのどちらでもない中間の道を指示していました。とりあえずややグーグルの指す方向に近いかな?という道を選んだものの、これが失敗…。20分ほど登ったところで行き止まりに。
これ以上先に進めないので仕方なく引き返すことに。地図にない道を延々と歩かされ、かなり疲れました。
どうにかテゲルンゼーへ向かう道に戻ることができ、再び登山。
丘に出てきました。丘を下る方向がテゲルンゼーですが、丘の上からの景色が良さそうなので、頑張って登ってみることに…。
ようやく到着。この時点ですで2時間半くらい歩いてました。ちょうど山小屋もあったので、しばし休憩して周囲の景色を楽しみます。
そして下り道。正直下りは同じような風景で微妙だった…。あとかなり疲れました。
ようやくテーゲルン湖の麓に到着。5時間弱歩きました。めちゃくちゃお腹減っていたのでシュニッツェルを頼んだところ、鬼盛り。しかし完食しました。
こちらが山小屋のトイレの表記。どっちが男性か全然わからない。
どうにかこうにかテーゲルン湖の駅についてハイキング終了!結構キツめのハイキングでした。登山靴よりウォーキングシューズの方が良かったかな。